Cinema Clip

ネタバレだらけの映画感想。和洋問わず古い作品が多め。

『アバウト・ア・ボーイ』

アバウト・ア・ボーイ [DVD]

2002年
監督:クリス・ワイツ、ポール・ワイツ
出演:ヒュー・グラント、ニコラス・ホルト、トニ・コレット、レイチェル・ワイズ

無職無気力ヘタレ男なウィルが、鬱の母親を持つマーカス少年との出会いと交流によって変化していくお話。

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可愛い映画だ・・・!!
シリアスなのかコメディなのか。
『へっ』と笑えるシーンもあるし、ちょっとジーンとするシーンもあり。明るくはないが、暗くもない。でもこの感じが調度良いんだ。
ちょっと二人の心の声が多過ぎるかな・・・と思ったけど、台詞が凄く良いので気にしない。

ウィルが無職でもオシャレなインテリアに囲まれて優雅に暮らせるのは、父親がかつて書いた曲が大ヒットし、いまだに印税が入ってくるおかげ。ウィルはあちこちでこの曲がかかる度に嫌そうにしてるけど、その間にもお金が入ってくるんだよね。良いなあ(良いのか?)。
人との関わりを持たず、女関係もグダグダ。シングルマザーの会に子持ちを装い潜入してナンパしようとする思考がホントどうしようもない。

鬱ママを持つマーカス。無意識のうちに、授業中でもいつでもどこでも歌を口ずさんでしまうのでイジメの対象に。そんな彼は、たまたま出会ったウィルの家へ押しかけるようになります。
ただ二人でテレビを観てるだけなんだけど、この辺り大好き!ウィルが段々力が抜けてあまり気にしなくなっていくのがわかる。一緒に靴買いに行って店員に父親と間違えられてまんざらでもなかったり。
マーカスママに突撃されてキレたり、クリスマスパーティーを実はちょっと楽しんでたり、本当にちょっとずつなんだけど変化していくのが可愛い。
マーカスの『社会的自殺』を止めるために車を走らせてる時は、マーカスの事しか頭にないんだよね。前にマーカスママが自殺未遂して救急車の後を走ってる時は、表面だけ心配してるフリして心ん中じゃ『救急車の後ろってサイコー!』とか思ってるのに。
二人でやさしく殺してを歌うシーンはちょっと泣ける・・・が、その後も一人暴走して歌うウィルが笑える。

ウィルは一見クールな男だけど、ちょっとつつかれるだけでバケの皮が剥がれてくよくよ悩んだりして、この辺もまた情けない奴だな〜って感じなんだけど、不思議と憎めない。38歳でこれじゃまずい気もするけどやっぱり憎めない。最高の愛すべきダメ男!
ヒューがまた『あんた素でやってるだろ?』ってゆうぐらいウィルが似合い過ぎる。短髪はかっこいいし、いろんな服着てるけどどれも似合っててかっこよくて何も文句はないよ!最高!
マーカスの明るさも良かったなー。それがなかったらもう一段映画が暗くなってたかもしれない。この子も素でやってんのかと思うくらい自然で良かった。顔がまた印象的。唇真っ赤で色白でねー。色白羨ましいわー・・・じゃなくて、こうゆう息子良いよね。ちょっとひねくれてても、凄く母親想いで優しくて良いじゃない。

中盤からウィルが恋に落ちるレイチェルがセクスィー。いえ、角度によってはちょっと美人なのか微妙なのか良くわからない時もあるけど(日本人好みの顔じゃないのかしら)色気がムンムン。

余談。DVD特典に入ってる未公開シーンのウィルがバカ過ぎで大好きです。

アバウト・ア・ボーイ [DVD]

アバウト・ア・ボーイ [DVD]


マーカス役のニコラスホルトくん。
公開当時はこんなに幼かったですが。

王様の耳はイタチの耳


最近、『シングルマン』でコリンと共演している姿を見てビックリ!!

王様の耳はイタチの耳

こんなに大きくなって・・・美青年やないか。

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