Cinema Clip

ネタバレだらけの映画感想。和洋問わず古い作品が多め。

ヒーローインタビュー

王様の耳はイタチの耳


1994年
監督:光野道夫
出演:鈴木保奈美真田広之、武田鉄也、いしだ壱成安達祐実 他


当時の豪華な俳優を集めて作られた、プロ野球記者(鈴木保奈美)と、デッドボールが原因で不調に陥ったバツイチプロ野球選手(真田さん)の恋愛もの。
当時の豪華な、っていうか今観ても豪華。むしろ今観た方が豪華感が増す。

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なんて事はないB級娯楽映画なんですが、これにはちょっとした思い出があります。
この映画のちょっと前にテレビで『高校教師』が放送されてて(調べたら映画公開の1年前だった)、私はそれで真田さん好きになってー、で、すっごく観に行きたかったわけです。でも当時弟がまだ小さく、映画なんて連れてってもらえなかった。私は小4かそこらだったから、一人で行く勇気もなく。
んで結局、友達と観に行きまして。頑張って乗りなれない電車に乗って。錦糸町だかどっかの映画館。そこしか知らなかったから。親とドラえもん程度のもんしか観に行った事のなかった私が初めて『芸能人』が出ている映画を観に行った、それがこの『ヒーローインタビュー』でした。

当時は・・・『出てる人が豪華なだけだねー』みたいな事を友達と喋った記憶がありますが・・・
でも今観ると、これはこれで良いんでないの?B級ならこうでなきゃ!無駄に豪華なキャスト、ベタな展開、笑いあり切なさあり、そしてハッピーエンド。わかりやすくていいではないか。
試合中、真田さんに野次られ泣いちゃう横浜のピッチャーに岸谷五郎、そんな五郎ちゃんを慰めるキャッチャーに江口洋介。この名優の無駄使いっぷり!『俺の前で宮沢りえの話はするな!』とキレるヤクルト監督に鉄也。なんと解説に関根さんも登場。笑 この頃は良かったいしだ壱成つば九郎の中に入ったりして頑張っておりました。

んで真田さんなんですがー。当時びっくりしたのは、体だね、体。
『高校教師』の頃ってほとんどスーツだったりコート着てたりで体系隠れてたんで、気にもしなかったんですけどね。これ見たら本物の野球選手よりも良い体だったという。裸で素振りしてるシーンがあるんですが、すごいんだって体が。何これ北斗の拳じゃん!
あの時は千葉真一の弟子だったとは知らなかったからねえ。うわー鍛えたんだなあすげえなあ、って思ってたよ。

そしてこのジャンプ力にもびびった。高!!
王様の耳はイタチの耳


キャラも、羽村先生から入った私としてはもうキャラ崩壊っつーかなんつーか、先生像がカラガラと音を立てて崩れていったというか。前半はやり過ぎだろオイってぐらいのはじけっぷりで・・・でも後半シリアスな展開になってからは、弱さや迷いが表情からチラリズムで良かったよ。


結論。
私は好きですこの映画。真田さんじゃなかったら好きじゃなかったかもしれないけど。あのー、真田さんのいろんな表情が詰まってるしね。ここがこの映画の見所ですね。この映画の真田さんは大変良い!

なんだかんだで、定期的に観たくなるし。この頃の鈴木保奈美もかわいいし。
チャゲアスの曲も効果的に使われていて、観終わった後すごく頭に残る。

ところで、安達祐実と一緒に走ってたのは木場公園の橋じゃないか!?と友達と盛り上がった記憶がありますがどうなんだろうね。
木場公園、近くてよく遊びに行ってたから。