Cinema Clip

ネタバレだらけの映画感想。和洋問わず古い作品が多め。

『ボディ・バンク』

王様の耳はイタチの耳


1996年
監督:マイケル・アプテッド
出演:ヒュー・グラントジーン・ハックマン

優秀な医師であるガイの元にある男が運び込まれて来るが、激しい発作を繰り返し亡くなってしまう。責任を感じたガイは、男がはめていたリストバンドを元に死因を解明しようとするが、それから彼の身に不審な出来事が起こり始める。あげく、何故か自分の部屋からコカインが見つかり、病院はガイを追放。謎を解明するために、ガイは一人で立ち上がる!
・・・という、ショッキング・スリラー(らしい)。

------------------------------------------------------------


開始早々、裸のおやじ二人が出てきてびびった。
それは置いといて・・・珍しくシリアスのおヒュー。それだけでも観る価値はある(と思う)。

おヒューは正義感が凄く強い・・・わけでもないんだけど、自分一人で謎を解明しようと必死。故に、後半1時間は殴られるわ撃たれるわベッドに縛り付けられるわでもう散々。いつ殺されちゃうかと、観てるこっちがハラハラします。エレベーターの中で警官と取っ組み合うシーンはなかなかのもの。こんなおヒュー他じゃ見れないよ!

話に関しては・・・難しいなあと思った。神経科専門のジーン・ハックマンはホームレスを実験の材料にして研究を進めていたわけですが、それが正しいのか正しくないのか・・・当然、ホームレスを実験に使うってのは間違ってると思うけど、目的は決して悪いわけではない。最後のおヒューの独白は良かった。ホームレスの生活には希望も何もないかもしれないけど、彼らは自分達が実験材料にされる事は一切望んでないんだもんね。