Cinema Clip

ネタバレだらけの映画感想。和洋問わず古い作品が多め。

『ラブ・アクチュアリー』

王様の耳はイタチの耳



2003年
監督:リチャード・カーティス
出演:ヒュー・グラントビル・ナイアラン・リックマンコリン・ファースリーアム・ニーソンキーラ・ナイトレイエマ・トンプソンローラ・リニー、トーマス・サングスター他

英国スターが集結。総勢19名による様々な愛の形を描いた傑作。クリスマスにもってこいなクリスマス映画。
ロンドンのクリスマスや英国風結婚式やヒースロー空港の様子など、見所盛り沢山!


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最高。
こんなに可愛い映画ずるい。

主要登場人物が19人というありえない多さなわけですが、よくこんな綺麗にまとめたなあと・・・凄い。しかも皆どこかで繋がりがある。あれだけ多くのエピソードを入れながら、適当な話が無いんだ。
秘書に一目惚れする英国首相におヒュー、言葉の通じないお手伝いさんに恋をする作家のコリン、会社の美人部下にそわそわするアラン・リックマン、そんな夫の気持ちに気付いてしまう妻にエマさん(この二人がまるで本物の夫婦のよう)、同級生の人気者に片想いする少年にはおヒューの従兄弟トーマスくん(よく見ると口元が似てる気がするのは気のせいだろうか?)。その義理のパパにリーアム・ニーソン
他にも、親友の奥さんに片想いする男性や、同僚に約2年間もの間片想いをし続けている女性等。
それぞれのエピソードで1本映画作れるよコレ。

個人的にお気に入りなのはやっぱりコリンのエピソードで、二人とも違う国の言葉で話してるのに、微妙に合ってるのが可愛い。この映画の後半は各エピソードでウルウル来るんですが、最後の最後に来るのがこのエピソードのラスト。幸せ過ぎて感動。幸せな気持ちで涙が出たのは初めてかもしれない。
あと、結ばれなかった同僚同士の恋も印象的。親友の奥さんに鉄拳風の告白をした男の人も良かったなあ。←この夫婦の結婚式のシーンも凄く良い。そして、またエマさんに泣かされた・・・余談ですが、エマさんとおヒューは兄妹の設定だけど、どうしても逆に見えてしまう・・・実際、エマさんのが2歳年上なわけだけど。

この映画を最初に観た時、実はまだ全然、おヒューの事はほとんど気に留めてませんでした。あのー、BJDの、やらしいセクハラ男の印象しかなかった。それがこの映画で、米大統領にギャフンと言わせた後に調子に乗って踊るダンス(あの曲はおヒューのチョイスだそうで)。あれに惚れたわけです。あんな首相は有りえないでしょうが、それでも米大統領に向かって『いじめっこの友達はいらない!』とか言い放てる首相が居たら良いなあと思った。動機は不純なものだが。

コリンはこの映画でも女性を寝取られてますが、フランスの別荘で一人ショボーンとしてる姿ははまり過ぎてて笑えた。
で、ここでも濡れてる。

DVDに入っているコメンタリー(監督&ビル・ナイ&おヒュー&トーマスくん)ですが、ここでのおヒューが最凶に面白いです。あれこれ文句言ったりコリンが出てくる度にいじり倒したり、男前のブラジル人が出てくれば敵対心をむき出しにしたり、途中で何故かゴルフのコーチがら電話がかかってきたり(笑)。ビル・ナイは自分の姿が映る度にブツブツ文句。
本編より笑えるかもしれないコメンタリー。是非。
あとこれもDVDの特典に入ってるんですが、ビル・ナイのPVも必見。お馬鹿です。