Cinema Clip

ネタバレだらけの映画感想。和洋問わず古い作品が多め。

『リング2』

王様の耳はイタチの耳


1999年
監督:中田秀夫
出演:中谷美樹、佐藤仁美、深田恭子小日向文世 他


恋人の死の謎を探る舞は、『呪いのビデオ』の存在を知る。同じビデオの調査をしているTVレポーター・岡崎と出会う。
岡崎はビデオを所持しているが観た事はないという女子高生にビデオを借りる約束をするが・・・


----------------------------------------------------


リングがあまりに怖すぎたもんで、リング2とらせんは観なかったんだよねえ。
でも夏だし、思い切って観てみました。ちなみに原作は読んでません。


主人公は前作で壮大に散った真田さんの恋人・中谷美樹。
恋人の死を解明しようと奔走するわけですが、周りの人間も勝手にガンガン巻き込まれていきます。
女子高生・深田恭子の『私、見ちゃったんだ』には吹いた。どうなるか知ってるくせに 何 故 見 た ! しかもわざわざレポーターに報告してビデオ渡して、『絶対見てね』
自分に呪いがかかる事を恐れたレポーターはフカキョンに『ビデオ観たよ』とウソをつく。『誰かに見せなきゃだめだよ。死んじゃ嫌だよ!』とフカキョン。そんな事言うなら最初からビデオ渡すなよ。
レポーターは結局見なかったので、フカキョンは死去します。気の毒だけど自業自得。

人の良さそうな顔して冷徹な役やらせるとハマる小日向さん。まだ髪の毛が若干フサッてます。真田さんの旧友で、念力だのなんだのと難しい研究をしてます。結構キレてます。


突っ込みどころは満載。

貞子ビデオをダビングしているシーン。ここがちょっと難しくて、これはダビングしたテープじゃないから大丈夫なのかどうなのか判断のつかない、登場人物も判断のつかない状態で恐る恐る・・・な感じでドキドキするんですが、うぎゃー!となった中谷美樹がいきなりテレビに物を投げつけ画面を破壊!
テレビ消せばいいだけの話なのにそこまでやらんでも。
松嶋菜々子はトラックに轢かれて死んでしまいますが、その様子をボーっと座り込んでながめる菜々子の息子と中谷美樹。ダラダラゆっくりと流れる血。人を轢いたのに降りてこないトラック運転手。息子の念力で苦しむ刑事。動かない他メンバー。早く菜々子を助けてあげてください。

そしてクライマックスでは実験であの世とこの世が繋がってみんな半狂乱!!
中谷美樹が突然頭につけてる装置を慌てて取り外したかと思ったら、小日向さんが何かの機械を持って半笑いでフラフラしている。中谷美樹慌てて息子くんの装置も取り外す。え?何?と思ったら後ろからダーっと走ってきた看護婦が何故か小日向さんの背中をドーン!!小日向さん機械持ったままプールにドボン!!ちょ、え!?何事!?小日向さん当然感電死。
おそらく小日向さんの持ってた機械は中谷美樹と息子くんが頭に付けてた装置と関係のあるものなんでしょうが、あまりにあっという間過ぎて何がなんやら全く伝わってきません。看護婦は一体何しに走ってきたんだ。
貞子の親戚のじーさんも『貞子ぉ〜』とか言いながらプールにイン。
そしていきなりゴツゴツした場面に切り替わって横になっている中谷美樹と息子くん。と思ったら画面が突然クルっと90℃傾いて井戸シーン突入!!ドリフのコントかと思った。今の要るか?
そして何故息子くんは中谷美樹におもっくそぶら下がったのか。何か乗り移ってたの?その辺もさっぱりわからず。
井戸から現実世界に戻ると、ただプールに入っただけのじーさんも死んでいる。小日向さんを突き飛ばしただけの看護婦も何故か死んでいる。
何だこれ・・・・


でもやっぱり、ホラーですから。突っ込みどころだけじゃなく、怖いシーンもあります。
あのザーザー画面は相変わらずビクッとするし、鏡の前に立ってる志津子(漢字合ってる?)や、井戸の底からロッククライミングの如く追いかけてくる貞子等々。

前作って、自分のせいで別れた旦那や息子まで巻き込む事になってしまった菜々子が負い目を感じて必死に奔走するっていう話の筋があったので、ホラー以外の、話の展開の面でも良かったような記憶があるんですが、これはどうなのかね。
中谷美樹を筆頭にみんな自分から首突っ込んで自爆してった感があって、どうもなあ。私は別にホラーが好きなわけではないので。←じゃあ観るな


ちなみに前作も久々に観ようと思って宅配の予約リストに入れてるので、楽しみです。