Cinema Clip

ネタバレだらけの映画感想。和洋問わず古い作品が多め。

『きな子〜見習い警察犬の物語〜』


2010年
監督:小林義則
出演:夏帆寺脇康文遠藤憲一浅田美代子 他

小さい頃から父親に憧れ警察犬の訓練士を目指していた杏子(夏帆)と、落ちこぼれ見習い警察犬きな子の成長物語。実話が元になってます。

わんこ好きなら一度観て損はないかと。


----------------------------------------------------------


見習い警察犬の物語っていうか見習い警察犬訓練士の話。

きな子は元々警察犬には不向きと思われていた落ちこぼれなんですが、そんなきな子を担当するのが訓練士を目指す夏帆
夏帆のお父さん(エンケン)は同じく警察犬の訓練士で、ラブラドールレトリバーの子を担当していたわけですが、きな子もラブラドールって事で思い入れも強い夏帆は、きな子の担当に自ら志願。
しかし訓練士への道のりは簡単なものではなかった。

実話ですからこんな事言っても仕方ないんですけど、ベタで全体的に平たい印象。
しかし犬ものには弱い私。雨の中夏帆のところへ走ってくるシーンで涙ちょちょ切れ。あのねー、動物物は普段あんまり観ないんですよ。ずるくて悔しくなるから。どうしたって可愛いもんは可愛いし。
どうせこんな感じで泣かせるんだろう?と、わかっていながらいざそのシーンになるとまんまと泣いてしまうという。
制作側の思うツボ。

見習い警察犬と見習い訓練士。ペットとして可愛い可愛いだけで接すればいいわけではない。練習がうまく行かず試験でも結果を出せず苛立ち、うまくいかない事をきなこのせいにしてしまい、そして自分の事でいっぱいいっぱいできな子の体調の変化にも気付けなくなってしまったり、自分を責めて挫折もする。
だいたい話の先は読めてしまうし映画としては個人的には物足りなかったんですが、しつこいようだけどきな子は文句なしに可愛いし、主人公の成長物語としてもきれいにまとまっていると思う。わかりやすいので何にも考えずに観られるし。

子供からお年寄りまでファミリー揃って難なく鑑賞するにはちょうど良い。
そして犬を飼いたくなる。

ほぅ〜ら、可愛いだろう?



きな子はどのシーンも表情がとても良い。この子の表情に泣かされるわけですよ。

あと寺脇さんの娘役の子は小憎たらしい感じが似合ってて面白かった。


とにかく犬ものはずるいよ。
このDVDを貸してくれた方も大変な犬好きさんですが、借りる時にどうだったかと聞いたら『いや、まあそんな大した事は・・・ごにょごにょ・・・』と口ごもっていた。
感動したわけですね。わかります。

それにしても脇が寺脇康文エンケンさんに平田満ってそれ何ですかおっさん好きも狙っているのかい?


きな子~見習い警察犬の物語~ [DVD]

きな子~見習い警察犬の物語~ [DVD]